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カンガえる ダイエット  伏見啓明整形外科(札幌)

100kgくらいあった体重が半年位で80kgまで落とす事に成功しました.  その過程をお話し致します.

ゴールデン・ウィークのお知らせ

未分類

ゴールデンウィークの当院の診療ですが、暦通りに行います。
 
 ただし、4月28日(月)は、休診致しますので、よろしくお願い致します。

 なお、当院のブログは、新しく下のアドレスに移りますので、よろしくお願い致します。

 http://fushimikeimei.blogspot.jp/
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子供をスマホ中毒にしないために・・・まず親より始めよ

北海道の話題

子供をスマホ中毒にしないために・・・まず親より始めよ

 私の子の通う中学で、アンケートにより、一日どのくらいの時間、スマホを使っているかを調査したそうだ。

 すると、驚くなかれ、平均5時間という結果が出た。すごい時間をスマホに費やしているものだと、先生方も親達も驚かされた。

 中学、高校時代のような人生の最も実りの多いこの時期に、こんなにスマホみたいなものに時間を費やすということは、人生をフイにするようなものであろう。これは間違いの無いことである。春にスマホばかりをして時間を浪費し、種を蒔かなかった者が、秋に刈り入れをすることができようか。

スマホ


 さて、このような痛ましい事例をどう防ぐのか、と言うのが、この小論のテーマである。

 もう皆様もお気付きだろうが、スマホには中毒性がある。これをしっかりと認識しなくてはいけない。
 インターネットにも中毒性がないわけではないし、他ならぬ私もその中毒患者かもしれない。しかし、私がインターネットを使うことのできるのは、家にいる時と、院長室にいるときにパソコンに向かっている時だけである。外にいる時、飲み会など、あとトイレの中、布団の中では、自分はネットから遮断されている。

 しかし、スマホを持っている人の中には、お見かけしていると、四六時中、スマホをいじっている人も珍しくない。飲み会の時も、人とランチをしているときも、トイレでも布団に入った時など、ちょっとした折にスマホをいじっている。そのような光景は現代では珍しくはないだろう。

 一体、彼らは何を見ているのであろう。ニュース、天気等から始まり、メールの確認、いつも見ているブログ、掲示板などであろう。

 さらに、彼らに悲劇をもたらしているのがFacebook, TwitterやLineなどのような、いわゆる、SNS (Social Network Service)というものである。

 Facebookが世に出て来た頃、これで、100人以上、「友達」(あくまでも、Facebook上での)がいたら、すごい人、という感じに言われたことがあった。100人以上「友達」がいたら、社交性のある人と言う事で、就職に有利、と言われた事さえあった。

 1年くらい前の事である。Facebookをやったことのある方ならご存知と思うが、そのようなことは今や何もスゴいことではない。あの手のものなど、いくらでも「友達」を増やせられるのである。今や、100人どころか、500 - 600人くらい「友達」のいる人などそこら中にゴロゴロしている。もちろんこんなものが就職に有利な訳ではないし、何かの価値を人様から認められるものでもない。

 例えば、自分が昼ご飯に食べたものを写真と簡単な文章をつけてFacebookに出すと、すかさず、「友達」から「いいね」が入る。これを見ると、何か嬉しい気分になる。「いいね」は単に挨拶みたいなものなのだが、何か人に認められたような気分になる。

 すると、こちらもお返しに、「いいね」をくれた人のFacebookに行って、その人の他愛のない記事に「いいね」を入れる。これもひとつの現代の新しいコミュニケーションなのである。

 さて、私もFacebookをやっているが、極めて消極的、限定的にやっているので、「友達」は20人ほどしかいない。それでも、何か記事を載せると、1−2件「いいね」が入る。

 これが、「友達」600人くらいの人だと、「こんなランチをした」と言うくだらない記事でさえ、すかさず、50−60件の「いいね」が入る。

 このような人は、そのくらいの数の人たちのFacebookに進み、お返しの「いいね」をしているはずである。これだけでも結構な時間がかかるだろう。その他、Lineなど別のSNSをやっていたら、そちらでも同じ様なことをしなければならない。

 これは何も創作的なこともないし、自分を高める事も一切ない。世の中であとあと認められる事もない、ただのつまらない単純作業である。通常のこのような単純作業なら、人は飽きてしまうものなのだが、このスマホと言うもののすごい所は、皆が嬉々として、この単純作業を延々と行っているということだ。

スマホで時間をつぶす


 このような作業を我を忘れて嬉々として行っている大人達も、自分の学童期の子供らがこのようなことに、一日何時間も使っていたら、きっと、そのことを嘆くに違いない。

 しかし、哀れなるかな、親達よ。その心配は当たっているのだ。

 スマホを持っている子供らのほとんどが、スマホには強力な中毒性がある故に、このようなくだらない単純作業に狂奔し、自分の青春を喜んで潰している。

 子供をそうさせないためには、親はどうしたら良いのか。私の子供の通う中学でもそのことがホットな話題となった。

 私の家内が、「私の子供はガラケーしか持っていないので、そのようなことはしていない。親へのメールのみである」と言うと、他の親達から羨望の眼差しで見られたと言う。

 確かにそうだ。というか、考えてみると、我々親はどちらもスマホを持っていない。私の家内はITが苦手であるし、私は逆にスマホみたいな、所謂ITガジェットは大好きなのだが、今のガラケーが壊れていないし使えるので、古いガラケーをそのまま使っている。親が使わなければ子供も使わないものなのだろうか。

 あと、昔、中学や高校では、トイレで煙草を吸ったりして粋がっていた不良グループがいたものだ。今は殆どいないと言う。まあ、現在は、昔では考えられないくらい喫煙者が嫌厭されている。学校でそのようなことをしても、今やバカとしか見られない。また、生徒の喫煙がなくなった大きな理由として、先生達が職員室を禁煙にした、と言うことがある。つまり学校中が禁煙になったのである。こんな所で煙草を吸ったら一発でバレてしまう。大人が禁煙したら、忽ち、学校での生徒の喫煙がなくなったのである。

 結論である。子供をスマホ中毒にさせないためにはどうしたら良いのか。
 子供にスマホを与えない事である。
 そのためには、子供が小学校の高学年にでもなったら、自分らもスマホを捨て、ガラケーに替えるべきであろう。そうしなければ、子供にスマホを使うなとは言えないだろう。

 故に、スマホを親自身が捨てさえすれば、子供をスマホ中毒の害毒からしっかり守る事ができよう。
 

 

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藻岩山 初冠雪

北海道の話題

藻岩山初冠雪

おはようございます

 昨日は散々な天気でした。

 午前中から雨が降り、午後から霙(みぞれ)となりました。

 藻岩山の山頂にもうっすらと雪が積もっていました。

 いよいよ冬の到来です。

 皆様もお体にはお気をつけ下さい。

 上の写真 藻岩山 初冠雪 啓明ターミナルから撮影(平成25年11月8日)





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だれも特区(得)をしない、特区構想に全力注意せよ

医療政策

おはようございます。久しぶりの投稿です

 医師会雑誌に投稿を依頼されて書きました。怒りの投稿です。

支笏湖秋

支笏湖の秋 平成25年11月3日撮影

だれも特区(得)をしない、特区構想に全力注意せよ

マルクス

 1848年にマルクスは「一匹の妖怪がヨーロッパを徘徊している。共産主義という妖怪が…」と述べた。

 時は今。21世紀。「世界を妖怪が徘徊している。新自由主義と言う妖怪が」というのが、今の状況である。

 新自由主義とは、世の中の「規制」というものをなるべく撤廃し、すべてを市場にゆだねると、世の中うまく行く、という考え方である。

 20世紀に共産主義が世界で勢力を伸ばしていた頃、それに対抗する思想として誕生した。

サッチャー


 時代をたどると、イギリスのサッチャリズムがその皮切りである。当時のイギリスは、経済がぬるま湯につかった様になり、だらけきってしまっていた。「イギリス病」とも揶揄されていた。それにサッチャー首相は、競争原理に基づいたやり方を導入し、国民に喝を入れた。他国のことながら、このやり方に拍手喝采した日本国民も多かったであろう。
(上はサッチャー首相)
 サッチャーの行った政治はサッチャリズムと呼ばれている。その内容を下に記した。
註1)これが新自由主義的発想で、今の、安倍首相の言っている事と、瓜二つである事に驚かされる。

小泉


 さらに、我が国では、小泉改革である。小泉は厚生大臣のころから郵政民営化を唱えていた。始めは変わった事を言う人だな、と思われていたが、次第に国民の心を掴み、2003年の郵政民営化の是非を問う解散総選挙を行い、それに大勝利したのは記憶に新しい所であろう。今思うと、この「郵政民営化」というのも、それなりに説得力を持つ考えた方である様に思えたものである。私個人もすばらしい考え方だ、と思った。しかし、これも今考えると新自由主義の流れであった。(上は小泉首相)

 規制撤廃を唱える新自由主義 というものを、この場で、皆様によく考えて頂こうと思いこの原稿を書いている。

 まず、彼らの言う所の撤廃すべき「規制」と言う言葉について考えてみよう。


 ちょっと角度を変えると、「規制」とは、文字通り「規則」のことである。

 世の中にはいろいろな「規則」がある。

 医療の世界では、医療行為は日本国の医師免許を持つ医師だけに許された行為である。

 また、国民健康保険と自費診療の併用を認めないという混合診療の禁止。

 目を農業に転じると、農地の売買、農業を始める上での手続き上の規則がある。漁業だって、勝手に漁民以外の人が魚を捕ってはいけない、などの規則・規制がある。なんでも自由にして良い、となったら、釣り人が娯楽半分で魚を捕ってしまい、漁業が成り立たなくなるだろうし、あと、漁獲高を調整して漁業資源を守るという意味もある。

 日本は外国人労働者の受け入れを認めていない。こんなことを認めたら、日本人で仕事を得られない人が増加するだろうし、賃金も減少する。外国人犯罪も増加するだろう。何せ、日本人は世界一秩序を重んじる国民であるから我が国の犯罪率も世界一少ないのである。日本は世界一安全な国と言われているが、このことで我々はかなりの恩恵を受けている。日本よりモラルが低く遵法精神の低い人間が多く流入すれば、治安が悪化するのは当然ではないか。それを守るために、外国人労働者の受け入れを認めていない。これも規制であり規則である。

 あと、余談だが、サッカーではゴールキーパー以外、手を使ってはいけない、とか、バスケットでは3歩以上、ボールを持って歩いてはいけない、など色々な規則がある。

 彼らはこれらを撤廃せよ、と宣っている。しかし、規制と言っても、これらは、規則なのである。世の中が必要であるから、作られて来たものである。不可解なもの、無駄なもの、も少しはあるかもしれない。それは少しずつ手直しして行くのが通常であろう。

 しかし、彼らは一気にやろうと言う。それがTPPである。国内で議論していてはいつまでも埒が開かないから、憲法よりも上とされる国際条約で一気に規制撤廃、規則撤廃をやろうとしているのである。これがTPPの正体である。


 しかし、TPPを強引に押し進める新自由主義者たちも、はたと気が付いた。TPPをやろうとしてもTPPの条項に沿って国内法を変えて行かなければならない。これを民主主義手続きでやるのは困難である。

 そうなったら、国民を欺くしかない。彼らは「特区」という言葉を持ち出した。国内の極々狭い部分で、ちょっとやってみようではないか。ということである。

 特区に関する政府のペーパーを読むと、医療に関しては、外国人医師、看護師の審査、試験なしでの受け入れ、混合診療の解禁、病院の病床規制の撤廃、医学部の新設など、結構、香ばしいものが並んでいる。

 ちょっと考えればすぐに疑問が湧いてくる事だが、医師免許や看護師免許を外国人に簡単に与えてよい訳はない。我々医師が、他国で医療をしようと思ったら、やはり、その国の定める規則に従い、試験、審査を受けなければならない。それなしで、医療行為が出来る場所等、難民キャンプなどを除けば殆どない。つまり、外国人医師を試験、審査なしで受け入れている国等どこにもないのである。

 また、混合診療に関しては、今までもかなり議論がなされ、且つ、以前、裁判で否定されている。このようなことを、「特区」と称して、どさくさで解禁してよい訳がない。

出島

出島 出島は江戸時代、外国人の居留が認められたいわゆる、特区 であった。
しかし、ご存知のとおり、極々、小さいものであった。



 また、恐るべき事に、「特区」というと、我々は江戸時代の長崎の出島の様な極々狭い場所をイメージしがちだ。まあ、それが彼らの狙いでもあるのだが、彼らの言う「特区」とは、東京、愛知県、関西圏のことだそうだ。経済圏としては日本の大部分と言ってもよい。そして、特区で行った事は、速やかに全国に広げる方針だそうだ。

安倍

 しかも、安倍首相は、特区法案に作製にあたり、面倒な事を言いそうな、厚生大臣、農林水産大臣をはずして議論してこれを作製した。まあ、特区に賛成しそうな大臣や、あと、これを押し進めたい民間人を民間議員として仲間に入れ(ほとんどが新自由主義的な考えを持った人)、特区法案を練っている。

 これもすべてTPPのためである。TPPがどんなものなのかは、秘密裏に交渉が進められているので、殆ど表には出て来ない。国民に隠れてこそこそと重要な取り決めを行っているのである。よほど、後ろめたいことなのだろう。まあ、漏れて来る話しを聞いても、なるほど、新自由主義者たちにとっては利権を漁れて喜ばしいものであるが、一般の国民にとって良い事等一つもないと断言できるものだ。

 TPPの内容がどんなに醜いものでも、どさくさに紛れ特区法案で準備をしておき、特区を全国に広げておき、TPPが締結された時に、「ほらっ、法律的にはきちんと整備されているでしょう」と言うつもりなのである。


 TPP、特区で混合診療が解禁されれば保険会社は大もうけが出来る。

 世界には病院のチェーン店網を大々的に展開しているグループがある。これを「病院屋」と称すると、病院屋は日本に病院を建てて儲けたいと考えている。

 しかし、日本の現状では、病院を建てても、医師の確保が困難である。それならば、外国人医師を採用すれば良いではないか、という分かりやすい発想なのである。自分の儲けのためにはなりふり構わず、と言うのが新自由主義者の特徴である。

kaiserbuiding.jpg

アメリカの大手の病院屋のひとつ カイザーグループ
アメリカ全国に病院チェーンを展開し、カイザーでしか使えない保険も売っている。
病院で治療して金儲けをして、保険でも儲けてしまう。
もちろん、カイザーの保険を持っていない患者のことなど「知らなーい」というスタンスだ。
それが、病院屋というものなのです。今の日本にはこのような形態はありません。
だからこそ、日本に一気呵成に入って来て、大もうけを虎視眈々と狙っています。



 先日、楽天の三木谷氏が、医薬品のネット販売解禁で安倍首相に噛み付いて強引にネット販売解禁の方向に持って行った(現在、審議中)。医薬品でも、危険性の高いものは、薬局等で薬剤師の手により患者の様子を診ながら販売されなくてはならないというのは、世の中の常識であろう。

 また、日本全国通津浦々に、それで生活している薬局は多数ある。三木谷氏にとってみれば、そのようなことはどうでも良い事なのだろう。自分のもつ、「楽天」というネット販売で売れば儲かる、という頭しかない。生活している薬局も、薬を買う患者の健康管理など、彼にとってはどうでも良い事なのであろう。なるほど、こう見ると彼の行動は新自由主義者の行動と軌を一にしていると言えよう。

 実際、彼は、改革、開放、特区、TPPを押し進める首相直属の規制改革員会の民間議員のメンバーの一人でもある。

ミキタニ



 結論である。

 特区というのはTPPの準備であり、TPPそのものである。TPPでも特区でも、トック(得)をする日本人など誰も居ない。ただただ、新自由主義者が、日本人を食い物にして自分達だけがお金を儲けることを企図して行うものである。

 故にそのやり方は、民主主義のやり方から大きく逸脱し、秘密裏に、そして、時に「特区」という甘い言葉で包みだまし討ち、というやり方で押し進めようとしているだけである。

 しかし、彼らのとって不幸な事は、日本は民主主義国家であるということ。民主主義のルールに則って、政治を出来ない者は、政治から退場していただく他ないし、実際に歴史を見るとそのようになっている。

 新自由主義者たちにそそのかされ、TPPや特区構想を強引に押し進めようとする政治家もいるが、政府や議員の中には、民主主義のルールを理解している者も大勢居る。

 我々に今出来る事は、彼らを応援すること。おかしな事をやったら、たちまち天罰を喰らわせるぞ、という気概を持つ事、そして、最も大事なことは、このようなことが行われているということを我々が知る事である。

TPPへの道は


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今日の転んでも大丈夫だ、体操 平成25年10月17日(木)

転んでも大丈夫だ-体操

コーヒー


昨日は台風で、今日は非常に寒い日です。
 
 冬が近いです。雪虫も飛んでいました。

 今日は、5人の方が朝の転んでも大丈夫だ、体操 に参加されました。

 の転んでも大丈夫だ、体操 では、足の裏の運動を重視しています。

 足の裏は実は神経が体で一番密集している所です。

 目、手のひら、足の裏 に神経が一番密集しています。

 しかし、あまり人は、足の裏を顧みません。あまり触って上げません。

 すると、神経が鈍って行きます。そして転びやすくなります。

 したがって、転んでも大丈夫だ、体操 では、足の裏を多く触ってあげます。

 足の指を延ばしたり、いろいろ動かしたり・・・

 このようなことを毎日、いや、1週間に一度でもすると、まったく違います。

 良い体作りができます

ゆきあかりの帯


 

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伏見啓明整形外科 橋本英樹

Author:伏見啓明整形外科 橋本英樹
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